Friday, December 27, 2013

"Love Is A Roar-r-r-r! In Tokyo" 画像報告(2)展覧会の中身

篠原有司男・篠原乃り子二人展
Love Is A Roar-r-r-r! In Tokyo / 愛の雄叫び東京篇

この会場は、美術館的なホワイトキューブではなく、横長の不規則多角形の空間です。
こういうところに、作品をはめ込んでいくのはジグソーパズルみたいで面白い。

映画のほうも夫婦の対話(喧嘩?)が話題になっていますが、
展覧会も二人ともドローイングを身上とする夫婦の対話が見えるとすれば、一つには空間のおかげです。

乃り子さんの力こぶの新作で始まり、

前を見ると、ギュウちゃんのテンコ盛り大型絵画(82年)と


左に曲がると新作のチャーコールを聞かせたドローイングと絵画。こういうさらっと流したドローイングはギュウちゃんの根本にあるdraftsmanとしての気質が見えてきます。

ここからドカーンとギュウちゃんワールド

平たいレトロバイクは、自家製プラスチックタイルを使った力作。

ドースキーで去年イベントしてもらった、ボクシング大作も持ってきました。

ドースキー展は収穫が多く、そのときに発見した70-80年代のドローイングは今回も入れています。また、近作の小彫刻もカワイーイのが結構いいです。

展覧会はキュレーターの「作品」でもあるので、ギュウちゃんの60年代作品の紹介にかこつけて、こちらの「作品」もポスターで出品!

次回は、乃り子さんの作品を見せます。(続く)