1960年にネオダダの結成に関わった篠原有司男は、読売アンデパンダン展にほぼ毎年出品し、反芸術の旗手として《ボクシング・ペインティング》、《イミテーション・アート》、《花魁》シリーズなどの革新的な作品を手がけました。また、来日した欧米の美術家とも親交を結ぶなど、戦後日本美術史における最重要作家の一人です。1969年に渡米して以降、アメリカの大衆文化を取り入れた《オートバイ彫刻》の新境地を切り開き、現在も意欲的に制作・パフォーマンスを続けています。
本展は、池上裕子と富井玲子の共同企画により、絵画、彫刻、ドローイングや版画、写真や資料、ドキュメンタリーなど約70点を展観して、篠原の50余年にわたる作家歴を回顧します。
9月8日(土)午後5-7時オープニング・パーティ
9月 29日(土)ワークショップ
講演 (10:30am-12:00pm)
+ ボクシングペインティング公開制作 (12:15pm-)
本展は、国際交流基金と Friends of Shinohara Pops! より助成を受けました。